基軸通貨、資源国通貨、経済通貨統合、自国通貨それぞれの違い

為替の本質的な価値は通貨の交換比率にあると思います。さらに掘り下げると、基軸通貨、資源国通貨、経済通貨統合、自国通貨など、4つの特徴に分けられます

では為替の特徴ってなんだろう。日本の通貨である円は日本でしか使えません。自国通貨なのですから当然ですよね。つまり日本円は自国通貨だから海外では当然の如く使えない

それでは困るから、貿易での支払いを決済をする為に、為替取引で日本円を相手国の通貨に両替して決済するのです。その国で流通している自国通貨を日本円で購入していると考えても良い

これが為替市場の存在理由であり、世界各国の通貨を投機目的で証拠金取引するのがFXなんです。それぞれの為替市場は約10時間ほど営業して店仕舞いするのですが、世界中に為替市場があるので、投資家の皆様は月曜の朝から土曜の朝まで途切れなく取引できるのです

そして通貨の両替を目的とした為替市場に大きな問題が生じた。それは流通量の増減だ。貿易が盛んでない国同士の為替取引は、必然的に流通量が少なくなるから通貨を両替できないのです

その問題を解決する為に基軸通貨が自然に誕生しました。そりゃ世界一の経済大国で流通している自国通貨を基軸通貨にして取引するのであれば、通貨の流通量は安定するから、為替市場本来の機能は失われず、スムーズに両替できるはずです。これで米ドルが基軸通貨になった本当の理由が分かったでしょう。自国通貨の日本円で基軸通貨の米ドルを購入してから、自分が求める諸外国の通貨を米ドルで購入すると考えれば分かりやすいと思います。このように基軸通貨を経由して他国の通貨に両替する為替取引は、一般的にクロス円と言われています。これで世界の為替市場は、基軸通貨の米ドルが軸になって運営されていると分かったと思います

よく言われる○○○通貨主導の値動きと判断基準

すべての通貨は相互に反応し合い、値動きが連動します。ファンダ要因によって連動し合う通貨は違うので、どの通貨が売られてるか買われてるか需給バランスを把握するのは大切な事です

ドル円は上昇トレンドで推移。他のドルスト通貨は軒並み下落トレンドで推移。だけどクロス円は何故かレンジ相場で推移している。このような相場状況は純粋に米ドルだけが買われている時になりやすい。逆に米ドルだけが売られてる時は、ドル円が下落トレンドで推移して、他のドルストは軒並み上昇トレンドで推移するけど、クロス円は何故かレンジで推移する

これが為替相場における米ドル主導の相場である (o^-‘)b

米ドル主導の相場があると言う事は、ユーロ主導や円主導の相場もありえるのです。よく言われる円全面高とかユーロ全面高という奴ですね。もしも為替市場で日本円だけ売られ続けたら円全面高になるし、ユーロだけ買われ続けたらユーロ全面高になるからね

たとえば、ドル円は下落トレンドで推移。他のドルスト通貨も下落トレンドで推移。このような値動きは、激しく米ドルが買われているけど、それ以上に日本円が買われていると判断します

これがドル円の相場展開でよくあるドル買い円買い相場なのだ

ドルスト全般の値動きと、クロス円の値動きで需給バランスを判断できれば、無茶な取引は減るので収支は安定すると思います。これが分かれば、米ドル主導の時にクロス円を取引する無意味さも分かるし、ドル買い円買い相場ならクロス円を売れば爆益を狙いやすいので美味しい

為替市場全体を俯瞰的に捉え、どの通貨が買われて、どの通貨が売られているのか客観的に把握できれば、FX収支は飛躍的に改善するでしょう。この通貨の流れを理解すると無茶な為替取引はしなくなるので、結果的にFX収支は改善するから稼げるようになる。私がそうだったもの

もしも負けてる投資家であるならば、騙されたと思って通貨の流れを意識して毎日の値動きを分析していると、なんとなく通貨の流れが実感できるはずです。ファンダ要因によって変化し続ける通貨の流れを俯瞰的に捉えられるようになれば、勇気と無謀を履き違えるような取引をしなくなるから、勝てるようになってるはずです。まあ信じなくてもいいけどさ……

では通貨の流れを把握する判断基準はあるのか?

日本円が全面的に買われてる時は、ドル円、クロス円、すべてが全面安となる。このような相場は、ネガティブな要因が為替市場に蔓延して、リスクオフが意識された時に起こりやすい

日本円が全面的に売られてる時は、ドル円、クロス円、すべてが全面高となる。このような相場は、ポジティブな要因が為替市場に蔓延して、リスクオンが意識された時に起こりやすい

米ドル主導の時は、クロス円が綱引き状態になるので値動きは荒くなり、逝って来いレンジ相場になりやすい。結果的にドル円と他のドルスト通貨は逆相関になる

私の場合は、ドル円とクロス円しか取引しないので上記3つの事を意識してFX取引しています

値動き要因の四天王、米ドル主導、資源高、リスクON、リスクOFFの真意

資源高、リスクON、リスクOFFについて説明しよう。米ドル主導は説明済みなので省略した

世の中がインフレになると、原油、金、鉄鉱石、穀物などの先物が上昇し続けます。これを資源高といい、鉱物資源が豊富なオジドルやカナドルとか、貴金属やレアメタルが豊富な南アフリカの自国通貨が資源国通貨と言われています。景気の良し悪しでも資源の消費量は大きく変化するし、インフレが進めば進むほど水準訂正されるのが資源国通貨だと私は認識しています

基本的に好景気になるほど資源高になるので、資源国通貨が買われて、クロス円は全面高で推移しやすい。オジ円、カナ円、ザー円など資源国通貨のクロス円は取引量が多いので、資源高になると日本円も売られて結果的にドル円も連れ高で推移するでしょう

豪ドルの特徴は、オーストラリアの最大貿易国が中国なので、中国絡みのファンダ要因に反応しやすい。ちなみに私は、豪ドル関連の通貨ペアは難易度が高過ぎて対応できませんでした

カナダドルの特徴は、カナダが世界トップクラスの原油輸出国だから原油相場と連動しやすい

そして注目すべきは金の相場です。基本的に金は、リスクヘッジ目的で取引されています。最近よく言われる、リスクON、リスクOFF、これは、地政学リスクや金融不安などの悪材料から投資家の資産を一時避難する為に発生した相場であり、世界最強通貨の日本円が買われるのだ

以外に思うかもしれませんが、いまや日本円はリスク回避先の安定資産であると全世界の投資家に認められているのです。だから地政学リスクや金融不安などの悪材料がでると、日本に関係なくても暴落に巻き込まれるのです。これだけジャブジャブ緩和しても買われるとは……さすが世界最強通貨だぜ。地政学リスクや金融不安など悪材料がでると皆さん総悲観になるから、リスクOFF相場になります。反対に、地政学リスク、金融不安など悪材料が解決すると皆さん総楽観になるから、リスクON相場になります。リスクOFF相場にしても、リスクONにしても、その時のファンダ要因が織り込まれれば値段は戻ります。リスク回避の為に避難しただけなので不安要素が消えれば元の鞘に収まるのは当然であり、値段が戻っても不思議はないでしょう

ドル円の特徴について考えてみた

日経平均が上がれば円安になり、下がれば円高になる。これが基本です。このように連動する理由は、海外の投資家が日経225先物を買建すると同時にドル円もLするからです

これはつまり基本的なリスクヘッジの手法だからですね(o^-‘)b

海外の投資家は、日経を購入する時にドル円でリスクヘッジしないと、大きく利益が取れても為替差損が発生するかもしれません。つまり海外の投資家は、基軸通貨の米ドルを基準にして取引しているから、為替差損も計算に入れて日経に投資しているのです

こうした理由を踏まえて米ドル換算で計算すると、日経の価値は変化していないのです。もちろんこれは、インフレ率を無視した場合の話ですが……2005年から2015年の日経を米ドル換算で比較分析すれば、ほとんど変化していないと気付くはずです

ただし2013年からの量的緩和による日銀のETF買いが原因で、あまり為替と連動しなくなりました。2018年の日経を米ドル換算でみると凄い高値圏に感じますが、インフレ率を考慮すると、20年前と同じ価値なのかもしれません。おそらく想像以上にインフレは進んでいるのだろう。ほんと通貨の価値は幻の如く揺れ動くものだと思い知らされたょヽ(゚◇゚ )ノ

為替の値動きは政治と深い関連性があるので情報統制には要注意

為替の値段は、ある程度の話し合い談合で決められた範囲で値動きする暗黙のルールが昔からあります。あれ……たしか為替市場は変動相場制ですよね? それなのに裏で談合しているのですかと疑問に思うのは当然だと思います。まあこれは信じなくてもいいよ

巨大資金で為替を動かすのは可能ですが暗黙のルールを破れば必ず潰されます。これは為替相場の経験が長ければ、薄々そうなんじゃないかなぁ~と誰でも思っているはずです。イギリスの銀行を窮地に追い込んだ伝説の投資家ジムロジャーズは別ですが、ある程度の為替水準は、国家間の話し合いで決まるもんだょヽ(゚◇゚ )ノ

政府系の仕手筋は、国家間の話し合いで決められた為替水準を維持するのが仕事であり、これが為替の絶対的な法則だからこそ、為替がインチキだと罵られる所以なのです。そもそも絶妙なタイミングで要人発言が飛び出て乱高下する時点で、為替市場は巨大なインサイダー市場だと分かりますよね。ある程度のシナリオが用意されたうえで値動き推移するのは常識です

2010年の民主党政権だった時に、民主党が為替の単独介入したけど、数日で逝って来い相場となり、ジリジリ下がり続けてドル円が75円まで逝ったんですよ。そもそも当時の民主党は為替市場に蔓延る暗黙のルールを知らないから、談合もせずに為替介入したので世界中のファンドが怒涛の如く日本円を買い捲ったのです。その証拠に、自民党が与党に返り咲いた瞬間から上昇トレンドになったでしょ? これが為替の実態だと仮定すると一本の筋が通るから仕手筋の思惑が読めるはずです。当時の値動きを監視していれば、誰でも感じた事ですが……

そして時は流れ、2012年11月の選挙で自民党政権に戻った時、あらためて国家間の話し合いで円安方針へ切り替わった事から、ドル円と日経平均は大きく上昇し続けました

アベノミクス3本の矢なんて後付け理由に過ぎません。量的緩和だって政府系仕手筋なら事前に分かってるからこそ、安心して円売りを仕込めるわけで……これが為替の厳しさなんだ

為替市場は紙幣価値を決める市場なので、国家間の談合で決められた範囲を超えて値動き操作できる仕手筋は存在しません。逆に考えると談合で決められた範囲さえ予想できれば為替で稼げると言う事です。談合の範囲内であれば、仕手筋は好き勝手に値段を動かせるので逆指値が溜まるとストップ狩りの為に乱高下させて狩り取ります。これが損切り貧乏が量産される本当の理由だと思います。ある程度の値幅操作は自由自在という事を忘れては逝けない。為替は相手のポジを狩る事で利益を絞りだすマネーゲームなのだから……個人投資家は素直に相場参加者が多い銘柄で勝負する事で、狩られるリスクを分散して稼ぐのが定跡なのでしょう

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